私達の音楽には絵や物語、言葉をつけて発表していますが、違う世界に私達の音だけが登場したら…。という客観的に聴ける機会を頂けました。
ビジュアルアーツ専門学校の講師の方が repairのCDをたまたま聴いてくださり、「二泊三日で映画を撮る」という夏合宿の映画にぜひrepairの音楽を使いたいとの事で連絡をいただいたのがきっかけでした。
[out of blue]という作品で、スクリーンで拝見させて頂きました!
音ばかりの感想になり申し訳ないのですが、はじめに思ったのは、作成の過程ですごく音楽を何回も聴いてくれたんだなぁ。と思ったし、丁寧に扱ってくれて「嬉しい」という気持ちになりました。「selfish 」「パンにシマウマ」「埋葬」が使われていたのですが、ただ流れているだけではなく物語の波にのって使われていたり、「埋葬」のエンドロールに向かう演出はもう、泣きそうになりました。上映後、講師の柴田さんともこの話で盛り上がったんですが、サイレントになってからの流れるピアノや環境音の入るタイミング。うーん、本当に嬉しかったなぁ。
映画全体の間もすごく心地よくて、気がついたら映画の世界に入りこんでました。
シンプルでそぎ落とされてた作品だな。としみじみ今思い返しています。
何本か他のチームの作品も上映してたんですが、この[out of blue]は学生さんが撮ったと思えないオーラを放っていたように思いました。
あと自分たちの音楽がこうして他の物語に色を添えられていた事が、とても嬉しく、また何かが確信にかわったような、良い時間を与えてくれました。
本当にありがとうございました。
そしてチームの皆様お疲れさまでした。
http://www.youtube.com/watch?v=b3P3zJkH11M
ぜひ見て下さい。↑