三日間の展覧会「藝術のすみか vol.4」を、3月24日・25日・26日に開催します。
会場は登録有形文化財である豊崎長屋 主屋。築80年を超える、伝統的な日本家屋です。
こういった伝統的な日本家屋を改めて隅々まで観てみると、現代の建築とはまった違った技術があったり、細かいところに細かい装飾があしらわれていたりと、様々なところに魅力が隠れています。
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また、日本家屋の歴史に根付いた文化として、「床の間」からはじまる、おもてなしがありました。まずは床の間に座り、掛け軸の「書」もしくは「絵画」を鑑賞し、それから主人へあいさつする。例えば、床の間に椿の掛け軸があったならば、お茶菓子は椿餅が出され、花器には椿が活けられていたりと、さりげない空間演出を楽しむという文化。
この展覧会はこういった日本家屋の魅力も作品の一つと捉えています。そのさりげなさに憧れ、現代版の「床の間」からはじまる展覧会をしたいと思いました。
そのため、作品展示も家屋の雰囲気を壊すのではなく、寄り添うように展示しています。
また、日本家屋の特徴なのか、光と陰のコントラストも強く、座った目線でみる風景が素晴らしく思います。ぜひ、座って作品を眺め、静かな時間をお楽しみ頂ければと思います。
今回参加する作家は、黒田武志・木鳥works・ツダモトシ・森綾花・そして僕たちrepairです。参加いただく作家さんの作品も楽しみですが、repairは僕の絵と谷口さんの言葉を展示、さらに25日にはrepairによる小さな演奏会とギャリートークを開催します。
3日間ともに入場無料でお楽しみいただけますので、ぜひお気軽にお越しください。
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3日間の展覧会
「藝術のすみか」vol.4
【日時】
3月24日・25日・26日
12:00〜18:00
【会場】
藤崎長屋 主屋
【演奏会&ギャラリートーク】
3月25日
15:00〜 start
※入場無料
【参加作家】
黒田武志
木鳥works
ツダモトシ
森綾花
repair