絵と音と言葉のユニット「repair」個展、「 ソシラヌピアノ」終了しました。
今回の個展はrepairのnew album「ソシラヌピアノ」 の絵と言葉の展示と100部限定版のCDを販売をさせていただき ました。
タイトルの「ソシラヌピアノ」の「ソシラヌ」は「素知らぬ」 から来ています。
本来「素知らぬ」という言葉は「素知らぬふりをする」や、「 知らんぷりする」「見て見ぬふりする」など、 なるべく物事から目を背ける時に使われる事が多く、 ちょっとマイナスイメージもあるかなという言葉です。
ですが僕たちはそういった使い方とはまた違うニュアンスで今回の タイトルに使いました。
昔は毎日のように弾いていたピアノ。 ある時から急に弾かなくなり、長い間放ったらかしていたのに、 昔のように変わらずそこに在り、音を出してくれるピアノ。 まるで弾かなかった時間もなかったかのように、 素知らぬふりで自分を迎え入れてくれる存在。 そんな事をイメージして「ソシラヌピアノ」 というタイトルにしました。
また、長い間弾いていなくても、 昔弾いた同じ音を弾く事によって、「過去」と「今」を「音」 がつなぐ時間旅行をしているようだなと思い、今回のアルバムは「 時を旅する」をコンセプトにしました。
会場のgallery 家ieでの個展は3年ぶり。 repairの初めての個展の場所でもあり、 ここからrepairとしての活動が本格的にスタートした場所で もあります。
展示の内容も、3年前と同じような展示をして、 その時に出来た曲を演奏しようと決めていました。 同じ場所で同じ曲を演奏する事で、 まるで時間を旅するような感覚になるんではないかと…。
なんて、長々と書いてしまいましたが、 3年ぶりに同じ場所で個展をして、 この3年間で自分たちの作品がどう変わったのか、 またこれからどんな作品を作ろうか、 色々と見直せるとても良い機会をいただいたと思っています。
まだまだ未熟な僕たちの展示にも、遠方から来て頂いたり、 演奏会にも足をお運びいただき、本当にありがとうございました。 来て頂いた方も、展示の事を気にして頂いた方も、 本当に感謝しています!
そしてgallery 家ieのトヨハラさん。3年前にお声がけいただきてなかったら、 また違った感じになっていたと思います。 至らない点も多かったのですが、期間中に色々、 本当にお世話になりました! というか今後もお願いいたします!!
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絵と音と言葉のユニット「repair」
solo exhibition.
「ソシラヌピアノ」
2017年6月8日(木) - 25日(日)
gallery ie